深めることがスタートライン
女性の脱毛が一般的になり、女性が脱毛を行うために必要な知識は誰でも知ることができるようになりました。
ですが、男性が脱毛を行う場合、必要な知識や費用・回数は根本的に女性とは異なってきます。
数多くある脱毛サロンや脱毛クリニックから通うお店を選び、満足のいく脱毛効果や費用感を得るためは、まず自身が脱毛についての知識を身につけ、明確な判断基準を持つことがスタートラインとなります。
このページでは「効率よく・コスパ良く脱毛するための脱毛基礎知識」を解説します。
脱毛の種類とは
脱毛には
・光(フラッシュ)脱毛
・レーザー脱毛
・ニードル脱毛
の3種類があります。
光(フラッシュ)脱毛はエステ、レーザー脱毛はクリニック、ニードル脱毛はエステ・クリニック両方で受けることができます。これらの脱毛方法にはそれぞれメリット・デメリットが存在します。自身のニーズに合わせて、どの脱毛方法を選択するか決めることが大切です。
脱毛の仕組みとは
光(フラッシュ)脱毛・レーザー脱毛は共に「黒い色素(メラニン)に反応し熱を発生させる特殊な機器を用い、毛根に熱を加える」という方法で脱毛を行っていきます。
ニードル脱毛は、電気が通った極細の針を直接毛根に刺し込み、毛根に熱を加えて脱毛します。
男性の毛は太く、毛根も大きいため、有効な脱毛方法を的確に選ぶことが効率の良い脱毛を行うポイントです。
毛周期について
脱毛には『毛周期』がとでも重要になってきます。
毛周期とは「毛の生え変わる周期」のことで、この周期に沿った脱毛を行うことで、より効率的にバランスよくムダ毛を減らすことが可能です。
毛周期には「成長初期」「成長後期」「退行期」「休止期」があり、脱毛は成長後期の毛に有効です。
成長後期の毛は全体の10数%しかないため、ムダ毛を減らすためにはある程度脱毛の回数を重ねることが必要となります。
脱毛の痛みについて
脱毛には痛みが伴います。
痛みの感じ方は個人差がありますが、一般的に「輪ゴムを弾いた痛み」と表現されるように、強いチクっとした痛みを感じます。
特に男性の場合は、毛が太いため、脱毛時の痛みは女性よりも強い場合がほとんどです。
脱毛時の痛みを和らげるために、冷却機能付き最新マシンを導入したり、冷却ジェルなどを使用することで、痛みの抑制を計っています。
近年は「痛くない脱毛」も流行していますが、痛くない脱毛方法は脱毛効果が低く、費用や期間が多くかかってしまうので注意が必要です。
出力と脱毛効果の関係
脱毛マシンの出力と脱毛効果には深い関係性があります。
基本的に、脱毛マシンの出力が強いほど脱毛の効果は上がっていきます。
太い毛が多い男性の場合、出力が低いまま脱毛を行っても満足のいく脱毛効果は得られません。
毛の濃さに応じて出力を調整していくことで、最短で理想の状態を目指すことがコスパのいい脱毛に繋がります。
脱毛のリスク
脱毛には相応のリスクがあります。
一般的な脱毛のリスクとしては「皮膚の炎症」「火傷」「肌荒れ」「毛嚢炎」「硬毛化」などが挙げられます。
適切な出力管理と冷却、保湿を行うことで、脱毛時のリスクを低減することが可能です。
また、自宅での肌のケア、脱毛直後の運動や飲酒などを避けることで、脱毛リスクを回避することも大切です。
脱毛料金の違い
各脱毛サロンやクリニックでは、脱毛料金が大きく異なる場合があります。
脱毛の料金に関しては大きな規定がないため、各店舗が自由に価格を設定することができるためです。
設備や脱毛マシン、スタッフ数や広告費などで大きく脱毛料金は変動します。
脱毛の満足度は必ずしも料金に比例するわけではありません。
カウンセリングや口コミなど、自身の経験や客観的な意見を基に、脱毛するお店を選ぶことが大切です。
クリニックとサロンの違い
脱毛サロンとクリニックの大きな違いは『脱毛方法』です。
脱毛サロンでは光(フラッシュ)脱毛、クリニックではレーザー脱毛を受けることができ、脱毛効果が高いのはレーザー脱毛となります。
クリニックでの脱毛は「保険外診療」扱いとなるため、料金が高額になる場合が多く、価格の安さで脱毛サロンを選ばれる方も多くいます。
脱毛サロンの脱毛効果はマシンの性能によるところが多く、特に男性の脱毛では高い出力を出せる高性能マシンを導入しているかがポイントです。
脱毛サロン選びの注意点
脱毛サロンを選ぶ際は、いくつか注意しなければいけないことがあります。
脱毛サロンは開業にあたって資格や免許等は必要ありません。
そのため、個人経営などの管理体制が整っていないサロンでは、脱毛器や技術、万が一の場合のサポートが充実していない場合もあります。
脱毛はリスクが伴うものです。金額も決して安くはありません。
安心して満足のいく脱毛を行うためにも、脱毛サロン選びは慎重に行うことが重要です。
自己処理のデメリット
ムダ毛を自分で処理する場合、実は多くのリスクやデメリットが存在します。
例えば「ヒゲ剃り」を取っても、不衛生な状態でヒゲ剃りを行ってしまう際の肌トラブルリスクや、ヒゲ剃りにかかる生涯費用は、実は脱毛を行うよりも高額になる場合もあるのです。
また、近年流行っている「除毛クリーム」による処理では、多くの肌トラブルの報告が国民生活センターなどに挙げられています。
様々なムダ毛処理方法
ムダ毛の処理には、脱毛以外にもいくつかの処理方法があります。
全身の脱毛は高額です。
特にコンプレックスが強い部分では脱毛が最適な場合もありますが、多少気になる程度のムダ毛の場合はお家でできる自己処理もオススメです。
正しい自己処理を行うことで、快適な生活を送ることができます。